ウォーターサーバーをペットに使用する際の注意点
ウォーターサーバーはオフィスや店舗だけでなく一般家庭にも広く普及してきており、赤ちゃんからお年寄りまで幅広く利用されています。
人間にはメリットが大きなウォーターサーバーですが、ペットに対しても同じように使用できるのでしょうか。
ここではウォーターサーバーをペットに使用する際の注意点についていくつかご紹介します。
軟水を選ぶこと
水は含有ミネラルの量によって軟水と硬水の2種類に分けられます。
軟水は硬度が0~100㎎/L未満でカルシウムやマグネシウムといった含有ミネラル成分が少ないため、ペットに適しています。
硬水は硬度が300㎎/L以上で含有ミネラル成分が多く、下痢や尿路結石を引き起こす危険があるためペットには適していません。
硬度が100~300㎎/L未満の中硬水もありますが、硬水同様含有ミネラルの影響を受ける可能性があるためペット向きではありません。
サーバーの設置場所に注意する
家の中で飼っているペットの場合は床に置くタイプのサーバーだと爪で傷を付けたり乗り掛かったりするといったいたずらをされる恐れがありますので、卓上タイプのサーバーを選ぶと良いでしょう。
床に置くタイプを選ぶ場合は、ペットの行動範囲外に設置することをおすすめします。
温度や鮮度に気を付ける
ウォーターサーバーの冷水をそのままペットに与えてしまうと温度が低すぎるため体調を崩してしまう恐れがあります。
そのため冷水と温水を混ぜて常温に近い状態で与えるようにしましょう。
またウォーターサーバーの水は水道水に比べて雑菌が繁殖しやすいため毎日取り替える必要があり、直射日光を避けて涼しいところに置くことも大切です。
ペットにも安心・安全な水を飲ませてあげることはとても良いことですが、水の種類や設置場所など注意すべき点を把握してトラブルを起こさないように気を付けましょう。